皆さまはキャリアプランを立てたことがありますか。
よく聞くけど何すればいいのかわからない。
キャリアをどうすればいいのかわからない。
という意見が多いです。
今回は、キャリアプランの考え方についてお伝えします。
キャリアプランとは?
キャリアプランは、自分の将来の理想像を明確にし、理想の実現を目指して構築された具体的な行動計画のことです。
キャリアというのは、職歴や経歴を表します。
似たような言葉で、キャリアパスと言う言葉があります。
キャリアパスとは、職位や職務に就くための道筋のことです。
同一企業の中で昇格、配置転換するためのルートを企業が明確化したものです。
簡単に言いますとキャリアパスは、社内で目指していること、キャリアプランは、社内だけでなく、転職や独立も含まれています。
キャリアプランを考えるメリット
キャリアプランを考えるメリットを考えるとどんなメリットがあるかお伝えします。
仕事のモチベーションが上がる
キャリプランがあれば、自分の将来の理想像を目標に設定しながら目的意識しながら仕事に取り組むことができます。
例えば、「何のために」「誰のために」「働き方として」仕事をしていくのかをはっきりすることでモチベーションを高めることができます。
今するべきことがはっきりする
キャリアプランによって目標が設定できれば、実現のために必要なこと、短期間としての目標を見つけて仕事に取り組むことができます。
自己PRを考えやすくなる
キャリアプランで「自分はどのようになりたいか」が明確になれば、自分の強み・能力・チャレンジなど自己PRを考えやすくなります。
独立・転職にも役に立ちます。
いつでも行動できるようになる
行動することは、勇気がいることです。
ここで行動することで自分に自信がつくようになります。
この会社でずっと続けることができるといいですが、会社の状況、社会情勢が変わり、存続が難しくなることも少なくありません。
過去10年、20年、30年振り返ってみて、時代の流れとともに、新しいことができています。
YouTuberという言葉は、10年前では想像がつかなかった。
SNSという言葉があたりまになることは、10年前では想像がつかなかった。
スマホが普及するとは、20年前では想像がつかなかった。
会社も同じです。
リーマンショックで会社が厳しくなる、東北大震災で会社が厳しくなる、コロナショックで会社が厳しくなるなど数年前に想像できたかというとできなかったです。
いつ何があってもおかしくないので、厳しい状況になったら、転職・独立するなど選択肢を持って行動することが大切です。
キャリアプランを持つことでどんな状況でも行動できるという意識を持つことができます。
キャリアプランの考え方
キャリアプランとは何か、キャリアプランを考えるメリットについてお伝えしました。
キャリアプランってよく聞くけど何すればいいのか分からない。
キャリアをどうすればいいのか分からない。
という意見が多いです。
どうすればいいかお伝えしていきます。
将来の理想像を目標に設定する
将来どんな理想像を描いているか目標にしてみましょう。
抽象的な目標が良いです。
なぜかというと具体的に目標設定すると、社会情勢が変わることにより突然進路変更せざるを得ないことが出てきます。
「何のために」「誰のために」「働き方として」自分の軸を作ってみてください。
自分の軸を作ることで、会社・業界・職種も状況に合わせて変えて行ければいいと思います。
分かりやすい例でいうとYouTubeの動画編集です。
YouTubeの動画編集の需要が伸びてきたのは、ここ最近です。
10年前では、YouTubeの動画編集という職業は無かったと思います。
環境変化に対応する
変化が早くなっているこの時代に重要なのは、環境変化に対応することです。
環境変化に対応するには、慣れることです。
また行動することも大切です。
意識的に行動していかないと人間は、そのままの方がいいと「現状維持バイアス」があるからです。
現状維持のままでいると社会情勢により解雇になることも少なくありません。
いつまでこの会社を続けることができるか分かりません。
いつでも行動できるようにするのが大切です。
例えば、転職する、副業する、異動する、今の仕事とは別の勉強する、自己投資を始めることです。
今後のキャリアを考える時に「変化」というのはポイントになってきます。
今を起点に考えてみる
将来どんな理想像を描いているか目標にするために、段階を踏まなければなりません。
長期的な目標は、短中期と比べると長いので、その前の段階で目標を達成するために取り組むことが大切です。
一番近いところでは、目の前の課題をしっかり取り組むことです。
その中で自分に合っているところ、合っていないところを判断して合っていないところをどう補っていくのか考えて行く必要があります。
例えば、行きたい部署があって、部署に入るためには資格が必要だから、資格を取得して部署異動を目指すとかです。
働き方が嫌であれば、理想の働き方ができる会社に転職をするという考えになります。
スキルを広げる
キャリア形成によくあるのが、Aを100人に1人の人材、Bを100人に1人の人材になれば100×100で10,000人に1人の人材になれるということです。
複数のスキルを組み合わせることで自分の強いスキルを身に付けることができます。
1つより2つ、2つより3つといった感じです。
自分の核になるスキルを手に入れているなら、新しいスキルを身に付けていきましょう。
相乗効果のある分野、全く関係ない分野を習得して自分としての強みになるでしょう。
スキル習得は時間がかかるから無駄になるのではないかと疑問に持たれることもあるかもしれません。
学んできたスキルは、いつかは、キャリアとして活きる時が来ます。
複数のスキルを身に付けることで点と点が繋がり、良いキャリアに導くことがあるでしょう。
一つの収入に依存しない
将来どうなるか分からないのが人生です。
キャリアを安定させるのなら、一つの収入に依存しないことが大切です。
仕事していると給与という収入が存在します。
一つの収入に依存しないということは、給与以外の収入を作ることです。
株式投資による配当金、不動産事業による不動産収入、副業による事業収入による収入を作ることで1つ失ったとしても生活できないということはありません。
どんな状況でも対応できるようになります。
よって1つより複数の収入を持った方がキャリアが安定します。
自分のことを知る
好きなこと・嫌いなこと、得意なこと・苦手なこと、大事なこと・どうでもいいことを把握しておく必要があります。
トータルで考えて、色々試して、自分に合うものを見つけてみることが大切です。
他者評価はどうかを知る
自分のキャリアが他者から見てどうなのか、知る必要があります。
分かりやすい例でいうと就職・転職です。
あなたを雇いたい会社はどれぐらいある、どんな条件で雇いたいと思われるか、どんなスキルを身に付けると良い就職・転職ができるのか知ることです。
今勤めた会社でトラブル、不満があり、他の会社に転職したいと考えているとき。
独立をして、頑張ろうと思ったけど、なかなか結果が出ず、うまくいかなかった。
という状況でも雇いたいと思うスキル・経験等を持っていれば、どの会社でも通用します。
転職活動考えている場合は、転職エージェントを利用することをオススメします。
オススメ転職エージェントは、
です。
相談して、転職市場がどうなのか、応募できる求人はあるのか、他の会社はどんな感じなのか、自分の希望できる条件はどのぐらいあるのか、市場価値どれぐらいなのかなど教えてくれます。
転職エージェントに登録は簡単にできます。
転職エージェントは非公開求人が多く、転職サイトの求人に掲載されていない求人を応募することができるので、会社選びの範囲を広げることができます。
登録・相談にお金が発生せず無料です。
最後に
キャリアプランとは何か、キャリアプランを考えるメリット、キャリアプランの考え方についてお伝えしました。
今から10年後、20年後どうなっているのか分かりません。
その中でも自分は、「何のために」「誰のために」「働き方として」どうしていきたいのか自分の軸を作ってみてください。
仕事する時間は人生の中でも長い時間を使います。
1度きりの人生なのだから良いキャリアを歩みたいし、充実した人生を送りたいのは皆が感じていることです。
そんなときに7つの項目を参考に自分らしいキャリアプランを作成してみましょう。
- 将来の理想像を目標に設定する
- 環境変化に対応する
- 今を起点に考えてみる
- スキルを広げる
- 一つの収入に依存しない
- 自分のことを知る
- 他者評価はどうかを知る
一つの例として、安定性・将来性・働き方・充実度などを軸としてキャリアを進めていきたいという考え方です。
キャリアプラン作るのは自分です。
考え方によっては、オリジナルのキャリアプランということになります。
人によってキャリアの進め方は異なります。
自分軸でどのようなキャリアにして人生豊か、充実した生活を送ることができるのか考えて行きましょう。