キャッシュレス化が進んできて、クレジットカードで決済している人が増えてきています。
注意しなければならないのが、クレジットカードの不正利用された時です。
こういった状況になった時にどうすればいいのか分からなかったりします。
今回は、クレジットカードの不正利用された時の対処方法を解説していきます。
クレジットカードの不正利用された時の対処方法
クレジットカードの不正利用された時の対処方法は、
- カード会社に連絡を入れる
- 警察に被害届を提出する
- 不正利用調査、クレジットカード再発行
- 引き落とし口座再登録
です。
詳しく解説していきます。
カード会社に連絡を入れる
クレジットカードの不正利用されたと確認できたら、最初に行うことは、クレジットカード会社に連絡を入れることです。
不正利用されたクレジットカード会社に連絡を入れて、クレジットカード支払いを止めてもらいます。
警察に被害届を提出する
クレジットカード会社に連絡を入れたら、次に警察に被害届を提出します。
場合によっては、クレジットカード会社が警察にお伝えすることがあったりします。
不正利用調査・クレジットカード再発行
その後に、本当に不正利用されているか調査してくれます。
クレジットカード会社は、不正利用されていると結果が出た場合、保証手続きが行われます。
止まっているクレジットカードは、今後、使えず無効になりますので、新しいクレジットカードが再発行されます。
引き落とし口座再登録
新しいクレジットカードが届いたら引き落とし口座を再登録していきます。
この流れでクレジットカードの不正利用された時の対処方法です。
不正利用されたお金は戻ってくるの?
補償日数などはカード会社が提示している規約条件によって異なりますが、補償日数以内であれば、基本的に不正利用されたお金は補償してくれます。
クレジットカードは発行すると自動的に紛失、盗難、不正利用に対応した補償が付帯されます。
不正利用と気がづいたらすぐ対処することが大切です。
また、クレジットカード不正利用の手口や原因を知って対策をしていきましょう。
クレジットカード不正利用の手口や原因
クレジットカード不正利用はどういう手口、原因があるのか、以下のとおりになります。
- フィッシング詐欺
- スキミング
- ネットショップ詐欺
- 出会い系サイト詐欺
- なりすまし
- オンラインショップからの情報漏洩
です。
詳しく解説していきます。
フィッシング詐欺
金融機関やクレジットカードなどを装い、「更新のため」「キャンペーン当選しました」などメールに記載されている架空のURLをクリックさせ、表示された偽のWebサイトにID、パスワードなどを入力させ、個人情報を取得する詐欺です。
偽のWebサイトは、本物そっくりに作られていることが多いので気付くのがとても難しいです。
対策として、ID、パスワード、暗証番号などをメールで問い合わせないこと、
メールに記載してあるURLをクリックをしない、契約時に通知されているURLを直接入力が良いです。
見覚えのない内容であれば、見ないというのも一つの選択肢です。
スキミング
クレジットカードの情報を不正に入手して、同じ偽造カードを作って不正利用することです。
クレジットカードそのものを盗むのではなく、「スキマー」と呼ばれる装置を使って、クレジットカードの磁気ストライプに書き込まれている情報のみを読み取るため、自分が被害者であることに気がつきにくいという特徴があります。
対策として、ICカードタイプのクレジットカードにする、暗証番号入力する時に周りに気を付ける、推測されにくい暗証番号にすることです。
ネットショップ詐欺
ネットショップで商品をクレジットカード決済で購入しても商品が届かず、カードの情報だけ盗む詐欺です。
特徴として、日本語表記がおかしい、会社名や連絡先が架空であること、商品が相場より極端に安いといったサイトがネットショップ詐欺の可能性が高いです。
対策として、運営会社の連絡先が記載されていなかったり、実在しない住所になっているか確認すること、運営会社として日本の企業名が記載されているにもかかわらず、振込先が個人名義になっている、外国人の名義になっていないかの確認すること、Webページのアドレスが、「https://」になっているか確認しましょう。
出会い系サイト詐欺
出会い系サイトに登録して、恋人に装い「あなたに会いたい」「○○好き」「○○万円払うと○○するよ」などやり取りして、クレジットカード決済したとしても、結局会えず、高額な請求が来る詐欺です。
対策として、出会い系サイトに登録しないのが一番ですが、登録したい人は、優良な出会い系サイトを選ぶようにしましょう。
なりすまし
第三者が不正に入手したクレジットカード情報を抜き取り、クレジットカード所持者本人になりすまして、クレジットカード決済する手口です。
対策として、個人側は、クレジットカード決済時にセキュリティコート入力するサイトかの確認することが大切です。
オンラインショップからの情報漏洩
外部からオンラインショップに不正アクセスすることで自社で保有している個人情報をはじめ、クレジットカード情報などを盗み出す手口です。
対策として、個人では難しく、オンラインショップの運営会社側からセキュリティ対策の最新アップデートを行うことが大切になります。
まとめ
クレジットカードの不正利用された時の対処方法とクレジットカード不正利用の手口や原因を解説していきました。
クレジットカード不正利用になる手口・原因を知り、対策を取るようにしていきましょう。
不正利用は、年々巧妙な手口・手法で行われていますので、クレジットカードを持っている人は誰でも起こることがあります。
定期的にクレジットカード利用明細を確認して、不正利用されていないかどうか確認できるようにしましょう。
もし、不正利用されていたら、早急に対応していきましょう。