ドルコスト平均法はご存知でしょうか。
株式投資している人であれば、一度は聞いたことある手法ではないでしょうか。
ドルコスト平均法のメリットについてお伝えします。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、定期的に一定の金額だけ同じ対象の金融商品を購入して、平均購入単価の引き下げを期待していく投資手法です。
株価が下がっている時に投資をすると、株を多く購入ができて、株価が上がっている時に投資をすると、株を少ない状態で購入することになります。
ドルコスト平均法を用いている例としては、外貨や株式、投資信託を毎月定額購入する積立商品などが挙げられます。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法のメリットは、
- 定額・定期購入で手間がかからない
- 暴落のリスクが少ない
- 安定的な運用ができる
です。
定額・定期購入で手間がかからない
株価が下がったタイミングで株式を購入すると株価が上がった時に利益が大きくなります。
株価は、日によって変動していき、どのタイミングが一番下がった株価なのかわかりません。
ドルコスト平均法で投資をすることで、定額・定期購入することになり、どのタイミングで購入するか悩むことがありません。
仕事や家事など、忙しくて株価を確認するのが難しい人にとって、手間がかからないことがメリットです。
暴落のリスクが少ない
例えば、一括投資、ドルコスト平均法で比べてみましょう。
一括投資とは、一度にまとまった金額を投資する手法です。
一括投資、ドルコスト平均法同じ金額を投資したとします。
株式は、常に変動していきます。
株価が下がった時の下落が一括投資の方が大きくなります。
人間の心理で大きく下がってしまうとダメージが大きいです。
ドルコスト平均法は、定額・定期購入なので、株価が下落したとしても一括投資と比べると小さくなります。
安定的な運用ができる
一度にまとまった金額を投資一括投資と比べると安定的な運用ができます。
ドルコスト平均法は、長期・積立です。
長期間続けることで、損失リスクを低減させることができます。
過去のデータでは、15年、20年以上株式投資をするとプラスになるという結果が出ています。
時間を味方にしてゆっくり資産を増やしていくことができます。
最後に
ドルコスト平均法のメリットについてお伝えしました。
仕事や家事など、忙しくて株価を確認するのが難しい人にとって、手間がかからない投資手法です。
一気に資産を増やすことをせず、長期・積立で安定的に運用して、最終的にゆっくりとを資産を増やせる可能性が高くなります。
短期で考えず、長期で考えて行きましょう。