ギグワーカーという言葉をご存知でしょうか。ギグワーカーという言葉を
知っている人は少数で初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。
ギグワーカーというのは、単発で仕事を請け負い働く人のことです。
分かりやすくいうと単発アルバイトです。
今回、ギグワーカーについて述べていきます。
ギグワーカーとは
ギグワーカーとは先ほど述べた通り、単発で仕事を請け負い働く人のことです。
英語で「gigworker」となり、gig(ギグ)は単発の仕事、worker(ワーカー)は働く人から成り立っています。
1つの会社で長期間で働く、正社員などの雇用者ではなく、単発で様々な企業からの仕事を請け負い働く人です。
明確な定義はありませんが、特にオンラインによるマッチングで仕事を請け負う人を
指すことが多いです。
例を挙げると、クラウドワークス・Uber Eats(ウーバーイーツ)・ランサーズなどオンラインによる
仕事のマッチングサイトです。
ギグワーカーのメリット
ギグワーカーの働き方が分かりギグワーカーとしてのメリットを述べていきます。
好きな時間に利用できる
ギグワーカーは、単発で仕事を請け負うので、正社員・契約社員・派遣社員と異なり
何時から何時まで働くという決まりはありません。
また、日にちも月から金曜日は必ず出勤しなければならないということはなく、
自分が仕事をしたい日に利用ができるので自由度が高いです。
他の仕事と両立しやすい
正社員などの雇用で働くと拘束時間が長くなり、他にしてみたいことに時間投資が
できないと不満になることが多くあります。
そこでギグワーカーを利用することで単発なので拘束される時間は、正社員などと比べて
短いので他にしてみたいことに時間投資することができて両立しやすいです。
別の使い方として、正社員などで経済状況により残業が少なくなり給与が下がってしまった
時、給与が下がった分の補填するためとしてギグワーカーを利用する方法も可能となります。
人間関係によるストレスが少ない
正社員などの働き方では必ず人との関わりによって、仕事を進めていくことが多いので、
どうしてもギクシャクする場面、理不尽なことを言われてストレスが出てきたりします。
さらに、労働時間によってもストレスの負荷があり全体的に人間関係による難しさを
感じやすくなります、
ギグワーカーの場合、単発で短い時間・人との関わりも正社員などと比べると少なく、
ストレスが少なくなるのかなと思います。
ギグワーカーのデメリット
ギグワーカーのメリットを述べましたが、メリットばかりではありません。
当然、デメリットということも存在します。
スキルが身につきにくい
ギグワーカーは、単発で仕事を請け負うのでスキルが身に付きにくいです。
請け負う仕事内容は、報酬が安く、誰でもできる簡単な仕事が多いことがあるので、
ギグワーカーだけに頼ってのスキルアップは難しいと感じます。
社会保険・休業補償がない
正社員のように、社会保険がしっかりして、会社が休まざるを得ない状況の時に休業補償によって
1日労働日給の6割、給与として支給されます。
一方ギグワーカーの場合、社会保険は自分でお支払い、雇用保険は無いのでギグワーカーを辞めても
失業保険はありません。
一番問題となっているのは、ケガ・病気・体調不良によって収入が途絶えてしまうことです。
単発でいくらという報酬で働くので、働けない状況である場合は、収入がゼロになってしまいます。
働くことが難しい期間が長期化すると収入が無い期間も長期化するということになり、
貯金との戦いになり、気持ちに余裕が出てこなくなる可能性が出てきます。
ギグワーカーは辞めた方がいいの
ギグワーカーのデメリットを述べました。
では、ギグワーカーのデメリットを述べた後、ギグワーカーという働き方は辞めた方が
いいのかなと考える人もいるかと思います。
ギグワーカーという働き方が良いのか、悪いのかは、好きな働き方の個人差があるのでどちらとも
いえないのが答えです。
好きな時間に仕事をした方が向いている、時間があるからギグワーカー利用してみよう、
仕事を探していて次の仕事が見つけるまでギグワーカーを利用する、本業の収入が減った分を
補填としてギグワーカーを利用するなど今現在の自分の状況によって利用する、
利用しないと使い分けることで働き方の選択をすることができます。
今現在の自分の状況を考えて、ギグワーカーを検討していきましょう。