副業始めたいと考えているけど本業に影響されるよね。
本業おろそかになるよね。
と思っている人への記事です。
今回、副業をすると本業がおろそかになることについてお伝えしていきます。
Contents
副業の影響について
㈱リクルートキャリアによる、「兼業・副業に関する動向調査(2020)」によれば、
「兼業・副業の効果実感」は、本業以外の副収入が得られた43.0%、
時間を意識するようになり効率良く仕事ができるようになった30.4%、
新しい視点・柔軟な発想ができた26.8%上位3つになります。
データを見るとポジティブな意見が多い印象です。
パーソル総合研究所の「副業の実態・意識調査」でも、「副業による本業への変化」は、
本業への意識で、会社への忠誠心・目標達成意識・貢献意識が副業することに
よって高まった人が低下した人より多いことが分かりました。
本業の状態でも、仕事のモチベーション・集中力・効率性のところで副業することによって
高まった人が低下した人より多いことが分かりました。
2つのデータを見ると副業に対しての影響は、良い影響を受けていることが分かります。
副業の良い影響について
副業を始めるとネガティブなイメージを持たれることが少なくありません。
この記事をきっかけに副業を始めてみることをオススメします。
始めに副業の良い影響についてお伝えしていきます。
成果の喜びを感じる
サラリーマン、アルバイトはほとんど、働いた時間に対して給料をもらう働き方をしています。
サラリーマンであれば、月収いくら、アルバイトは、時給いくらで時間に対して給料が支払われます。
副業の場合は、成果に対しての報酬で支払われます。
成果に対しての報酬なので、サラリーマン、アルバイトのように時間で働いたから報酬もらうことができません。
成果が出て初めて収益というものが発生してきます。
いつになったら成果が出るのかに関しては、人それぞれです。
すぐに結果が出ている人もいれば、時間がかかって結果が出てきたというケースがあります。
サラリーマン、アルバイトだと決まった日に決まった報酬なので当たり前になってきて喜びを感じられないことがあったりします。
一方、副業で頑張った報酬は、少ない金額でも、本業の収入よりも喜びが大きいです。
自分の力で頑張って成果を出した証と思った報酬なのでより嬉しく感じられるのではないでしょうか。
心に余裕ができる
副業に収入が入ると、いざとなったら会社を辞めても副業があるから収入ゼロにならないと思うようになります。
すると、心に余裕が生まれます。
仕事をしていると、いろいろ出てきます。
先輩に理不尽に絡まれて困っている、仕事にミスが出て落ち込む、長時間労働を強いられる、
仕事を押し付けられる、納得いかない評価を受けたなどこういった場面になったら本業だけだと追い詰められた気持ちになってしまいます。
副業を始めると、本業だけの時と比べると追い詰められた気持ちを軽減することができます。
心に余裕が出てくると会社の人間関係も円滑になります。
反対に心に余裕が無いと不穏な空気でギクシャクして人間関係も悪化していきます。
人を動かすことについて認識が変わる
副業を行う場合、今まで使っていた肩書は使えないケースが多いです。
例えば、○○株式会社勤務、○○部所属、部長、係長、社歴〇年といった肩書を全て取り除いて、仕事をしていくことになります。
そういった状況で、取引先・お客さん・チームメンバーなどを動かすには、自分自身にスキルや魅力が不可欠です。
分かりやすい例でいうと、自分自身が上司・部下との仕事の仕方について、
上司の指示があまり良くないなと思った時に上司のどこがよくなかったのか良い指示はどのようにすればいいのか。
部下に対して頼みごとをする時、部下側のメリットになるような頼みごとは何があるか考えて行くようになります。
考えて良い人間関係構築をしていくことのよって、取引先に対する接し方が前と比べると改善したと実感します。
スキルが活きる
副業を一生懸命がんばることで本業でも活かせるスキルアップに繋がります。
本業でも活かせなくても、別のスキルを身につけることができた、今後の人生で活かせる時がくるかもしれないという結果になります。
副収入を得る、スキルアップして、本業に活かして、本業の成績が上がるサイクルができると良いです。
収入を大幅に上げることができる
副業の場合は、成果に対しての報酬で支払われます。
努力次第では本業よりも収入が上回ったりして月収30万、50万、100万以上になったケースがあります。
サラリーマンでは、1年で月収数千円から1万円ぐらい、アルバイトでは、1年で時給10円~50円ぐらいしか上げることができません。
副業は、結果が出てくると月収数千円から1万円以上に10万、20万以上収入が上がったという結果報告が存在します。
サラリーマン+残業、サラリーマン+副業で同じ年収にして手取り額にするとサラリーマン+副業の方が手取り額が多いです。
サラリーマンで残業して収入上げるより、サラリーマンで副業をして成果を上げていき、手取り額を増やした方が収入アップしやすいです。
副業の悪い影響について
副業の良い影響についてお伝えしました。
ここからは、副業の悪い影響についてです。
副業は、良いことが多いですが、悪いことがあります。
悪い影響でも対策することができます。
効率が悪いと感じてしまう
仕事をしていると会社内の非効率に嫌になることがあります。
何も決まらない会議、丁寧すぎる社内向け資料、ダラダラ話す上司、煩雑な社内手続き、
メールを送ったことを伝えるためだけの電話、FAXを使った連絡など副業をすると非効率だなと思って効率が悪いと感じてしまうこともあります。
効率が悪いと感じてしまったらどうするかというと、会社にはルールがあるからこの会社は
このやり方はあるということを受け入れます、効率化に関して積極的に提案する、職場の人を見下さないといった意識が大切です。
過重労働になると力が発揮できない
パーソル総合研究所の「副業の実態・意識調査」では、「副業を行うことによって生じたデメリット」として、過重労働の影響が上げられています。
過重労働の影響により、本業に支障が出たり、体調を崩す可能性があります。
副業で一番問題になるのが過重労働なのは間違いありません。
時間管理が上手くいかず、睡眠時間を削って副業に時間を使ってしまい、
ストレスになってしまい、最終的には、体調を崩しがちになり本業にも影響してしまいます。
そうならないようにするには、本業の時間は本業・副業の時間は副業に集中すること、
無理しない程度に副業できる時間だけに集中する、睡眠時間はしっかり確保することで本業と副業のバランスを保ち生活に支障なく過ごすことができます。
睡眠は、人にもよりますが、睡眠が短いと仕事のパフォーマンスが悪くなります。
常に体が辛くなる、メンタルが弱くなる、判断力が落ちるなど様々な影響を及ぼします。
睡眠を削ってよかったケースはあまりありません。
仕事のパフォーマンスを最大に活かしたいと考えているなら睡眠をしっかり確保しましょう。
副業の時間に関しては、本業が忙しいとなるとなかなか時間を作るのが難しいです。
本業でも休みの日は存在します。
休みの日に空いている時間を見つけて作業するようにしましょう。
休みの日から副業に取り組んでいき慣れてきたら、平日の空いている時間を見つけて作業していくと良いです。
まとめ
副業をすると本業がおろそかになることについてお伝えしていきました。
副業の良い影響では、
- 成果の喜びを感じる
- 心に余裕ができる
- 人を動かすことについて認識が変わる
- スキルが活きる
- 収入を大幅に上げることができる
副業の悪い影響では、
- 効率が悪いと感じてしまう
- 過重労働になると力が発揮できない
副業には、良い影響、悪い影響がありますが、トータルすると良い影響が多いです。
副業で成功するためには、副業を始めることが大切です。
これから副業を始めたいという人はぜひ取り組んでみて下さい。