セミリタイアでよくあることで、もう1年働いていこうともっと働いていこうと先延ばししてしまいます。
このようにリタイアを先延ばしすることをもう一年症候群と言われています。
いつまでもセミリタイアできない
もう一年症候群はセミリタイアであるあるです。
1年だけならまだ良いです。
いざセミリタイアできる状態で1年後セミリタイアをしようと思っていても、もう少し資産を増やさなければならない、もっと働けばあれも買える、これも買うことができると先延ばしになってしまいます。
1年ではなく、5年、10年となってしまうこともあります。
なぜもう一年症候群になるのか
なぜもう一年症候群になるのかというと、最低限の数字では不安になるからです。
セミリタイアを目指す人は、目安として生活費の25年分となっています。
生活費が年間120万円なら、3000万円。
生活費が年間240万円なら、6000万円。
セミリタイアするための最低限の資産です。
目標である最低限の資産に近づくともっと資産があれば、良い生活できるのではないか。
もっと資産があればリスクを下げることができるのではないかと考えるようになります。
考えることはとても良いことです。
しかし、先延ばしするのはいつまで経っても行動に移すことができません。
万が一こうなったらとなるとキリがないということです。
いくら資産あっても不安になります。
例えば、何億あったとしてもです。
もう一年症候群に対しての対処法
もう一年症候群に対しての対処法は、決断する勇気です。
なぜもう一年症候群になるのかでお伝えした通り、万が一こうなったらとなるといつまで経ってもセミリタイアすることはできません。
今している仕事を辞める恐怖心があって、今後の生活に変化が起きるため怖くなっているのもあるかもしれません。
思い切った決断をして挑戦していく気持ちが大切です。
それができない場合は、セミリタイアが向かない可能性があります。
セミリタイアでも資産運用だけで生活しようと考えている場合は、それ以外の選択肢を入れてみるのも良いかもしれません。
資産運用収入+事業収入、資産運用収入+給与など資産運用収入の状況によって組み合わせることで、セミリタイア達成する可能性が高くなります。
セミリタイアしている人で辞めなければ良かったという意見が少ない印象です。
決断力と挑戦する気持ちが大事になってくるのではないでしょうか。