東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)を運営するオリエンタルランドの吉田謙次社長は7月1日、記者会見し、「パークの価値を高めて入園料を上げる考え方に変わりはない」と述べ、中長期的に値上げする方針を示しました。
オリエンタルランド満足度高め値上げする方針
TDLなどに投資し、客の満足度を高めることを前提に中長期的に値上げしようとしています。
2021年3月期決算は上場来初の赤字決算となりました。
詳細は、2021年3月期の売上高は前期比63.3%減の1706億円。
最終損益は542億円の赤字で、1996年の上場以来初となる最終赤字になってしまいました。
6月29日に就任した吉田社長は「入園者増加のみに依存する経営は課題」と指摘しています。
コロナ下で収益を改善するため、入園料の値上げのほか、「商品やフード(飲食)の単価を向上させていきたい」と述べています。
今後、オリエンタルランドの経営戦略が上手くいくのか動向が気になるところです。