現代で増え続けているうつ病。
うつ病は、風邪と異なり数日、一週間で治せる病気ではなく、数カ月、数年かかる大きい病気です。
さらにお酒を飲むと治りにくいと言われています。
それはなぜなのか解説します。
お酒を飲むとうつ病が治りにくい理由
お酒を飲むとうつ病は、治りにくいです。
飲酒をしている影響でうつ病などのメンタル疾患が治らないことが多いです。
例えば、不眠症で寝れないということで、睡眠薬の処方と睡眠に関してのアドバイスをしても改善の見込みがなく、入院してお酒の飲まなかった結果、症状が改善されたということがあります。
うつ病などのメンタル疾患が長期的に改善が無い場合に原因を考えるとお酒を飲み続けていることが多いそうです。
お酒は、睡眠を悪化させてしまい睡眠障害が起こります。
よって睡眠が浅くなり脳が回復できません。
メンタル疾患の治療には十分な睡眠が必要です。
お酒を飲み続けながら治療しても治りにくくなります。
もしうつ病などのメンタル疾患でお酒を飲み続けている場合は、お酒を辞めると治る可能性が高くなります。
お酒を飲まずにいられないとなったらアルコール依存症の疑いがあるので、アルコール依存症に対しての治療が必要になります。
お酒を全く飲んではいけないか
お酒を全く飲んではいけないことではありません。
主治医の考え方によりますが、ある程度よくなってきてあまり症状が無く寛解状態であれば少しは飲んでも問題ないと思います。
ただし、毎日飲まないほうがいいです。
たまにビール1缶、日本酒を少し飲むぐらいがいいでしょう。
毎日お酒を飲んでいると辞めない限り治すのが難しくなります。
うつ病などのメンタル疾患は、1年以上治らない状態をほっておくと症状固定しやすいと言われていて、症状固定しないうちに治した方が良いので、禁酒した方が飲酒するのと比べて圧倒的に早く治すことができます。
禁酒をしないと治らない人が多いです。
基本的にメンタル疾患は飲酒している限り治らないです。
毎日飲酒していると睡眠に悪いです。
うつ病などのメンタル疾患は、睡眠をしっかり取ることが重要になります。
メンタルの状況が悪い場合は、まず禁酒をすることをオススメします。