会社でセクハラを受けているけど、どうすればいいかわからない。
セクハラ被害で退職を考えているけど何をすればいいのか。
悩んでいる人は多いと思います。
この記事は、セクハラ被害を受けたらどうすればいいか、何をすればいいのか解説していきます。
セクハラ被害を受けたら退職を検討しましょう
結論から申し上げますとセクハラ被害を受けていたら退職を検討しましょう。
セクハラは、どこまでの範囲を指すのか個人差があります。
例として挙げると、身体的なことを指摘をする、恋愛関係などプライベートを深く聞いてくる、強引に飲み会に誘うなどです。
セクハラは無理して在職し続ける必要が無い
実際にセクハラを受けている場合、「我慢をすればメンタルが鍛えられる・人生良い事がある」と思っているケースがあったりします。
こちらは、大きな間違いです。
メンタル面は人それぞれ異なります。
セクハラを受けて我慢したところで上司は変わるかというと可能性は低いと考えていいでしょう。
なぜなら、人は、急に変わることはないからです。
今までセクハラをしてきた人が急にしなくなるきっかけが出てくるかというとないに等しいです。
リスクとしてセクハラを受けて我慢よりうつ病になったり、対人恐怖症で、長期働けなくなる可能性の方が高いと考えられますので、転職活動ができなくなります。
人生は、自分自身で選択をしていかなければなりませんので、強い意志を持って転職することをオススメします。
セクハラで退職することは逃げなのでしょうか?
セクハラで退職することは逃げではないかと考える方多いと思います。
答えとしては、決して逃げではありません。
人生は、自分自身で選択をしていかなければならないということ、自分にとって合わないと思ったら職場を変えるということは悪いことではありません。
無理して続けていても、居心地が悪く、ストレスの負担になり、仕事に集中できなくなってしまいます。
早めに職場を変えて無駄なストレスを無くし、良い環境で働いてスキル・経験を身につけた方が良いです。
セクハラ対処する方法
冒頭でお伝えした、会社でセクハラを受けているけど、どうすればいいかわからない。
セクハラ被害で退職を考えているけど何をすればいいのか。
退職を検討した方がいいですが、会社でしている仕事が好きで辞めるのが気が引けると、セクハラ加害者がいたとしても、何とか在職続けていきたいと思う方いらっしゃるかと思います。
そういった方に向けて、いくつかセクハラを対処する方法をお伝えします。
セクハラ加害者に直接伝える
とてもリスクの方法になりますが、セクハラ加害者に直接セクハラになっていると伝えることで、セクハラ加害者は、冷静になって今後、気を付けることがあったりします。
この方法の効果は、上手くいく、いかないハッキリ別れるので、とてもリスクはあります。
逆に好意を持っていると勘違いしてエスカレートする可能性が出てきたりすることもあるので、セクハラ加害者の性格によって動きが変わってきそうです。
セクハラ加害者より上の人へ相談する
セクハラした来る加害者が上司であれば、上司よりさらに上の役職または上司の上司にセクハラ被害を受けていることを伝えます。
その時に、スマートフォン・ICレコーダー・日報・メール・目撃情報などセクハラの証拠となるものが1つあれば、動き出してくれる可能性が高いです。
それで、上司が解雇になって、セクハラが無くなったというケースがありました。
上司がどう処分されるかは、会社によって異なります。
社内設置のセクハラ相談窓口
セクハラ相談窓口や担当者を設置されている職場があったりします。
総務・人事、労働組合などに設けられていることが多いです。
社内設置のセクハラ相談窓口に相談して、動き出してくれる可能性があります。
セクハラの相談したとたんに周囲の態度が変わったり、出社しにくい雰囲気を作ったりする傾向がある場合には、弁護士への相談をオススメします。
労働相談センターに相談する
中小企業など社内の相談窓口が整備されていない会社は多く、また相談窓口があっても筒抜けになるのではないかと不安になる場合があると思います。
その時に利用したいのが、各都道府県の労働局、労働基準監督署内にある相談窓口です。
自分でセクハラを受けてセクハラ加害者に言えない、社内のセクハラに対して改善されないなどといった相談に応じて、内容によっては行政指導、処分などの対応しています。
セクハラ被害で退職を考えているけど何をすればいいのか
セクハラ対処ができず、どうしようもできない、自分では難しいと判断された場合は、前向きに退職を考えても良いでしょう。
セクハラ被害で退職を考えているけど何をすればいいのかのために、解説していきます。
セクハラの証拠となるものを記録する
証拠となるものを記録することで、セクハラによる退職として成立するので、あった方が良いです。
セクハラの証拠となるものは、スマートフォン・ICレコーダー・日報・メールなどです。
退職するとなると、「会社都合退職」と「自己都合退職」の2種類に分かれます。
セクハラの場合は、「会社都合退職」になる可能性が高くなります。
「会社都合退職」にすると、ハローワークに行って、失業保険を受け取るための期間が「自己都合退職」よりも短くなるのと失業保険の給付日数が長くなります。
そのためには、会社を辞めるときに「会社都合退職」での退職を求めることが重要になってきます。
実際、「会社都合退職」になる可能性は、100%ではありません。
会社によって判断が異なっているからです。
少なくても「会社都合退職」になる可能性を上げるためには、セクハラの証拠となるものを記録しておくことが大切です。
セクハラ退職は不利にならない
セクハラによる退職は不利になりません。
セクハラを受けて我慢しても何もしなければ環境は変わらないでしょう。
人生は、自分自身で選択をしていかなければならないということ、自分にとって合わないと思ったら職場を変えるということは悪いことではありません。
面接などで退職理由について質問されても、セクハラについて言う必要はありません。
慰謝料請求できるのか?
セクハラを受けているとなるとストレス負担が大きくかかっていて、精神的に追い詰められているなどあるかと思います。
その時に、慰謝料請求できるのか気になりますよね。
セクハラ受けた人全てに慰謝料請求できるのかというと難しいと思います。
目安として慰謝料請求できるのではないかという基準は、
- 辞めたくなかったけど、会社の上司により辞めざるを得ない状況
- セクハラが原因でうつ病などの精神疾患にかかり、次の社会復帰が難しい状態
です。
慰謝料請求は、個人で行うこともできますが、書類準備など普段やっていないと何が必要か分からないことが沢山あるので、弁護士に相談して進めていくことをオススメします。
セクハラは被害者の主観で判断されるので、セクハラを受けて、どのように感じたのか、どのような状態になったのか、記録をしておくと証拠になります。
さらに、スマートフォン・ICレコーダー・日報・メール・目撃情報などセクハラの証拠となるものを1つあるとより明確になります。
転職エージェントを利用する
転職活動には、「転職エージェント」を利用することをオススメします。
セクハラで悩みを抱えていることを相談すると相談窓口がある企業やコンプライアンス質のある企業を紹介してもらえることもあります。
転職エージェントに登録は簡単にできます。
転職エージェントは非公開求人が多く、転職サイトの求人に掲載されていない求人を応募することができるので、会社選びの範囲を広げることができます。
転職エージェント担当者に相談することで希望に合った求人を紹介してくれたりします。
転職エージェント担当者から求人紹介されたけど応募考えていない場合は、応募しなくても問題はありません。
転職活動支援なので、会社選びの効率が上がるということです。
転職サイトで会社を選ぶとなると色々と時間がかかり、特に在職中である場合、なかなか転職活動が進まなくなったりすることがあります。
転職エージェントを利用することで、担当者が、求職者の希望に応じて、求人紹介をしていただいたり、転職活動の悩み相談に応じてもらうことができたり、転職サイトのみで探すのと比べると効率良く転職活動を進めることができます。
登録・相談にお金が発生せず無料です。
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転職エージェントを紹介します。
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まとめ
セクハラ被害を受けたらどうすればいいか、何をすればいいのか解説していきました。
セクハラ被害を受けたら退職を検討しましょうということです。
会社でしている仕事が好きで辞めるのが気が引けると、セクハラ加害者がいたとしても、何とか在職続けていきたいと思う人は、
- セクハラ加害者に直接伝える
- セクハラ加害者より上の人へ相談する
- 社内設置のセクハラ相談窓口
- 労働相談センターに相談する
の4つです。
セクハラ対処ができず、どうしようもできない、自分では難しいと判断された場合は、
- セクハラの証拠となるものを記録する
- 慰謝料請求できるのか確認
- 転職エージェントを利用する
の3つを自分ができることを行い、前向きに退職を考えても良いでしょう。
一人で抱え込まないでください。
行動を起こすことは勇気のいることですが、ツラい状況を変えられるのは自分自身です。
転職をするにしても2度、3度と繰り返すのではなく、転職エージェントを利用して確実に失敗のない転職を目指しましょう。
良い職場に出会えますように心からお祈り申し上げます。