会社から早くリタイアし、経済的な自立を目指す新しい生き方であるセミリタイア。
最初は、若者中心の考えでしたが、最近は、40代、50代セミリタイアを目指している人も増えてきています。
新しい生き方として多様化するのはとても良いことです。
しかし、セミリタイアという生き方に対して否定な意見もあります。
今回セミリタイアの否定についてお伝えします。
セミリタイアするのが難しい
セミリタイア達成するのが大変ということです。
よく挙げられているのは、セミリタイア達成するために、年間生活費の25倍と言われています。
例えば、生活費年間200万の場合、資産5000万円必要ということになります。
資産5000万円という数字にどう思うかは人それぞれです。
ほとんどの人は高いと答えるでしょう。
セミリタイア達成に近づけるためには、収入を上げていく、支出を減らす、貯金を増やす、資産運用すること資産3000万円必要ということになります。
生活費年間200万と比べるとセミリタイア達成までの資産が2000万円少なくなります。
達成する期間が短くなります。
セミリタイアは、誰でも当てはまる生き方ではありません。
目指すかどうがは人によっての生き方によります。
これ以上節約しても人生つまらない、収入上げられない、資産運用したくない、貯金ばかりしてもつまらないなど考え方によっては、セミリタイアという生き方が合わないから否定的な意見も出てくるのも分かります。
パートナーいるとセミリタイア難しい
セミリタイアは、独身の人が達成しているイメージが多いです。
パートナーがいて、子供がいるとなると、学費、養育費、生活費など独身の人と比べると高くなります。
お金の価値観がパートナーと合うかどうか、生活費抑えても問題無いかなど、価値観が合わないとセミリタイアは難しいです。
片方がブランド物が良い、高級車が良い、高級住宅が良いとなるといくらあってもセミリタイアできません。
収入は、パートナーも働いているとダブルエンジンになって、独身よりも資産増やせる可能性があります。
2人の場合、1人の生活費より、1.5倍ぐらいだったりします。
1人暮らしの2倍になることは少ないと思われます。
子供と一緒にセミリタイアとなると、2人の時に、どれぐらい資産作ることができるかが大切です。
いくら資産あっても不安
人間の心理でいくら貯金があっても不安になります。
例えば、1億円あったとしても、資産が減り続けると今後どうなっていくのだろうと不安になってしまいます。
5000万でも、8000万でも同じです。
いくらあれば安心というのはありません。
生きている以上今後何が起こるか分かりません。
何も行動しなければ何も変わりません。
変わりたいとなれば行動することが大切です。
セミリタイアできる人は、今だという時に決断して実行できる人だと思います。
何もしないのは暇でしょ
空いている時間の過ごし方を考えられる人もセミリタイアできるかどうかだと思います。
仕事無しになると時間が増えます。
空いている時間をどう過ごしていくか考えられるかどうかがポイントです。
自分で遊ぶことを考えて実行したり、趣味に没頭して過ごしたり、自分のやりたいことを実行したりしています。
空いている時間が幸せと思えるかどうかも大切です。
今まで仕事してきて忙しくていつも心に余裕が無かったけど、セミリタイアしてから空いている時間を幸せに感じて心に余裕持てるようになります。
反対に暇が嫌いな人は、仕事を続けた方が良いかもしれません。
暇が苦痛で仕方ないとなるとセミリタイアしても失敗してしまいます。
苦痛と思うのであれば自分にとって楽しい生き方になりません。
最後に
セミリタイア否定についてお伝えしました。
セミリタイアという生き方は、合っている人もいれば、合わない人もいます。
全員があてはまる楽しい生き方ではありません。
自分は、セミリタイアに向いているかどうかは自分のライフスタイルで考えて行きましょう。
自分にとって何が大事なのか、どういう生き方が楽しい充実した暮らしができるのか考えて納得できる人生を過ごしていきましょう。