うつ病で仕事ができない、調子が悪く仕事に就くことができない、仕事に復帰することができない状態で困っている。
一方、仕事をしないと収入が無くなるから生活していくことができない、生きていけませんという問題に直面していることもあります。
仕事と治療どちらを優先した方が良いかとても迷ってしまいます。
こちらの記事では、仕事と治療どちらを優先した方が良いか解説します。
治療の方が大切
結論から申し上げますと治療が大切です。
調子が悪い状態で無理に仕事に戻ったり、無理して再就職をすると、調子が悪い状態なので、ほとんどは、悪化または再発になる可能性が高くなります。
入院になったり、何カ月も自宅療養になり、元の状態に戻ってしまうことがあります。
うつ病は1度再発すると次の再発率は50%以上になります。
再発しやすい状態になるので、仕事が行けなくなり、社会復帰ができなくなることがあります。
ある程度良くなってから仕事に就くことが大切です。
今だけを考えず、長期的なことを考えた方が良いです。
無理を重ねてうつ病などのメンタル疾患になっているので無理をせず、治療に専念することです。
収入面はどうしたら良い?
仕事をしないと収入が無くなるから生活していくことができないことに関してどうすればいいのか。
会社に休職制度がある場合、休職をして傷病手当金を受けるようにしましょう。
傷病手当金は、受給して1年半までしかもらうことができません。
1年半を超えたら、障害年金、貯金が無い場合は、生活保護を検討しましょう。
傷病手当金、障害年金、生活保護受給が難しい場合は、病気が良くなるまでは、親の支援をしてもらう、実家に戻って治療に専念することも選択肢としてあります。
無理をして仕事をしてしまうとメンタル疾患が再発をしてしまい、治りが悪くなり、3年、5年、10年以上良くならないことがあったりします。
働けないのはどうしようもできません。
自分ができることは、治療に専念することです。
無理なく働けるところまで治すことが大切です。
メンタル疾患の再発は、回数を重ねるごとに再発率が上がるので、治らなくなり社会復帰が全くできない状態になっていまいます。
中途半端に無理をして仕事をすると復帰して1週間、1カ月、数カ月で仕事を辞めてしまうということがとても多いです。
焦らず自分のペースで治していくことです。
焦らないことでメンタル疾患が良くなる可能性が高まりますので、焦らないという気持ちが重要になります。