仕事が怖い、仕事に行きたくないという状況になったことがある場合は、何か原因があります。
仕事をしていると悩んで困っていると思う人が多いです。
この記事では、仕事が怖い行きたくない原因と対処法を解説していきます。
仕事が怖い行きたくない原因
仕事が怖い行きたくないというのは何か原因があります。
考えられるのは、
- 人間関係
- 仕事が上手くいかない
- 仕事が向いていない
- 残業が多い
- 責任が重い
です。
人間関係
会社に所属すると人間関係は大事になってきます。
仕事は、人と人の繋がりで行われています。
人間関係が上手くいかないと仕事も上手くいきません。
分かりやすい例でいうと、パワハラ、セクハラです。
仕事をしているとミスや失敗はあります。
指摘をして的確に指導している上司であれば成長に繋がります。
しかし、指摘を間違えて「罵倒」や「叱責」を繰り返しているケースがあったりします。
上司が感情的に怒鳴る、人格否定することは、パワハラにあたります。
パワハラに怯えながら仕事するのは、やりがいや楽しさを感じることはできません。
会社に行きたくない、会社に行くのが怖いとなってしまいます。
長く続けば続くほど会社に行くことに抵抗があり、拒否反応を起こすようになります。
セクハラも同じです。
上司が的確の指導だと思っていたとしても、本人が不快にセクハラと思ったらセクハラです。
本人が嫌がっているのに性的な言動したり、性的なからかい・冗談、頻繁に食事やデートを誘ってくるなどされたら、会社に行きたくない、会社に行くのが怖いとなってしまいます。
会社に行くとあの上司にまたセクハラの被害を受けてしまうのではないか、仕事するのが嫌になってきます。
仕事が上手くいかない
仕事が合っていないというのは、仕事が上手くいかなくて、仕事が嫌になってしまうケースです。
業務でミスが連発してしまい、自分が嫌になってくることが少なくありません。
人間関係が良好な会社であれば、ミスをカバーし合い、前向きに切り替えることができます。
しかし、ミスをするたびに強い叱責を受けたり、嫌みを言われたりすると、仕事をすることが怖くなり、プレッシャーを感じてしまいます。
少しでも業務を上手くいかなければならないのに、余計ミスを生んでしまうといった悪循環になります。
仕事に対してモチベーションが上がらず、辛い時期が長くなり、ストレスが増えてきてしまいます。
仕事が向いていない
普段している仕事が向いていないから楽しむことができず会社に行きたくないという気持ちになってしまうということです。
日々の仕事でやるべきことが沢山あります。
楽しいこと、楽しくないことを考えて、楽しくないことが多いと仕事のモチベーションが下がってしまい、仕事に対しての意欲が下がり、会社に行く気持ちが下がってしまいます。
やりがいや楽しさを感じることができません。
残業が多い
一人あたりの仕事量が多すぎてどう考えても長時間労働しなければならない。
自分にだけ仕事を振られて仕事量が増えて長時間労働しなければならない。
残業して当たり前という空気の会社である。
長い時間働いてもサービス残業として残業代が支給されない。
など職場の労働環境の悪さから、仕事の意欲が削れてしまい、疲れが取れず、心身ともに悪い影響することが出てきます。
平日は帰って寝るだけ、土日は出かける元気がなく何もする気が起きない、休みの日でも何も楽しく感じないなど、気持ちをリフレッシュすることができず、という状況ではメンタルが回復できません。
責任が重い
責任が思いは、上のポジションにいる役職に多いです。
売上を上げなければならない、人をまとめなければならない、部下を教育しなければならない、上と下の社員との人間関係を上手く築かなければならないなど
常に高いレベルでやっていかなければならないとプレッシャーを感じている状態は、心身ともに大きなストレスを感じます。
その結果、心身が耐えきれなくなり、不安・ストレスにより、会社に行くのが怖くなるケースがあります。
特に、真面目に仕事をしている人、常に一生懸命仕事に取り組んでいる人ほど、メンタル面が壊れてしまい、精神疾患になってしまうことがあります。
仕事が怖い行きたくないと思ったときの対処法
仕事が怖い行きたくないと思ったときの対処法は、
- 環境の良い会社に転職する
- 周りから気にしない
- 部署異動を考える
- 仕事を休む
- 病院に行く
です。
環境の良い会社に転職する
仕事が怖い行きたくないという状況を改善するために、環境を変えることです。
仕事に対しての拒否反応は、人間関係・職場環境が原因ということもあります。
周りに相談するのもありです。
しかし、相談して人間関係・職場環境が変わるかというと難しいです。
自分で変わろうと思うことができれば、変わることができます。
今の職場や仕事内容、労働状況、人間関係、社風、業務体制、働き方が自分と合わないとなったら転職を検討してみましょう。
転職することに不安を感じたら、転職エージェントに相談してみることをオススメします。
オススメ転職エージェントは、
です。
転職市場がどうなのか、売り手市場の業界・職種は何か、応募できる求人はあるのか、他の会社はどんな感じなのか、自分の希望できる条件はどのぐらいあるのか、転職による悩みなど転職エージェントに相談して悩みを解決するために提案してもらえたりします。
今の会社で続けていても今後のことを考えて難しいと感じたら、転職を視野に入れておきましょう。
周りから気にしない
周囲からの評価や他人の目を気にしすぎないことが大切です。
周囲の視線を気にしていると、気分が悪くなり、ミスに繋がってしまいます。
価値観や捉え方は人によって異なります。
自分と比べないこと。
比べたとしても上には上がいるので比べてばかりいてもきりがありません。
自分には才能が無い、自分はダメな人間だとネガティブにならないことです。
自己肯定感を高めて自分を責めないで日々生活していくことが少しでも会社に行くことへの恐怖が減ってくるのではないでしょうか。
周りから気にしないでいてもこのまま仕事続けるのが難しいと感じたら休暇を取る、転職を検討する選択を視野に入れましょう。
今いる環境がすべてではありません。
逃げ道はいくらでもあるという楽な姿勢を取ることが重要です。
部署異動を考える
今働いている会社の部署に原因があるなら、部署異動を考えてみましょう。
同じ会社でも部署が変わると人間関係、働いている環境が変わります。
会社によっては、部署異動できないこともあります。
部署異動できるかどうか、人事担当者などに相談してみてください。
転職と同様に自分で変わろうと思うことができれば、変わることができます。
仕事を休む
心身共に疲れてしまい限界を感じたら、仕事を休むことです。
明日仕事に行かないと周りに迷惑をかけてしまうかもしれない、仕事休んだらいろいろ問題になりそうなど考えてしまうことがあるかもしれません。
しかし、無理して、仕事に行っても、良くなることはありません。
あなたがいなければ会社が回らないのは、会社の経営に問題があります。
誰かが何かあったとしても穴を埋めるように上手くまわるようにしなければなりません。
気にする必要はありません。
心身共に疲れているということは、メンタル疾患になっている可能性があります。
仕事に行こうと考えていても体がいうこと聞かなくなる状態は、心身によるSOSです。
ストレスの原因となっているところから離れて、ゆっくり安静することです。
有給、欠勤、半休、時間休、病休、休職といった休みがあるので、活用してしっかり休むことに集中することが大切です。
自分を大切にしていきましょう。
病院に行く
仕事が怖い行きたくない状態があり、仕事を休んでも心身に影響が出ている場合は、病院に行くようにしましょう。
まとまった休みを取っても何も変わらければ、慢性的なメンタル疾患になっているので、心療内科や精神科などメンタル関係の病院にいくことをオススメします。
仕事に行くのが怖い、仕事に行きたくない、どうすればいいのか分からなくなってきたりします。
心療内科や精神科の医師に相談してストレスへの対処を教えてくれたり、症状によって薬が異なるので、適切な薬を処方してくれます。
メンタル関係は、すぐに治るものではないので、時間がかかります。
精神科や心療内科に通うお金が無いということもあるかもしれません。
自立支援医療制度という診察の代金や薬の代金にかかる自己負担を減らしてくれる制度です。
自立支援医療制度を必ず申請して、経済的に負担を少なくしてから通院しましょう。
休職をしている場合は、傷病手当金を申請しましょう。
休職していると会社から給料が振り込まれません。
傷病手当金の申請書を健康保険協会に送ると代わりに健康保険協会から傷病手当金を受け取ることができます。
健康保険証に入っている保険なので上手く活用していきましょう。
まとめ
仕事が怖い行きたくない原因と対処法を解説していきました。
仕事が怖い行きたくない原因は、
- 人間関係
- 仕事が上手くいかない
- 仕事が向いていない
- 残業が多い
- 責任が重い
です。
仕事が怖い行きたくないと思ったときの対処法は、
- 環境の良い会社に転職する
- 周りから気にしない
- 部署異動を考える
- 仕事を休む
- 病院に行く
です。
自分が何が原因で仕事が怖い行きたくないと思ったのか考えます。
原因をつきとめたら、合った対処法で仕事に対しての恐怖心を取り除き、行きたくないという気持ちを減らすことが大切です。
周りと比較せず自分のペースでゆっくり取り組んでいくことが人生において良い方向にいくのではないでしょうか。