近年、お金を増やすために資産運用がオススメですと伝えている人が多くなってきて、その影響を受けて資産運用始めましたという人が増えてきています。
資産運用は、向いている人もいれば向いていない人もいらっしゃいます。
では、資産運用に向いていない人の特徴は何なのかお伝えいたします。
資産運用に向いていない人の特徴
資産運用に向いていない人の特徴は、
- 早く結果を求めてしまう
- 株価の値動きに耐えられない
- 情報に惑わされる
です。
順番に説明していきます。
早く結果を求めてしまう
早く結果を求めてしまうことは、お金を増やしたくて資産運用を始めたから1日でも早くお金を一気に増やしていきたいという気持ちが強すぎて長期目線で見ることができていない状態です。
資産運用の基本として、コツコツの積み上げて、長期投資をしてゆっくりと資産を増やしていくことです。
すぐにお金を増やしたいとなると資産運用に向いていない可能性があります。
資産運用よりデイトレード、FXの方が短期的にお金を増やせる可能性があります。
しかし、短期的にお金を増やせる可能性があるメリットがありますが、ハイリスクであるため、短期的に資産が減ってしまう可能性が資産運用するより高まります。
その点が注意が必要となります。
資産運用は、コツコツの積み上げて、長期投資をしてゆっくりと資産を増やしていく考え方ができる人が向いています。
株価の値動きに耐えられない
資産運用始めた時に一番難関と言われているのが、株価の値動きによって資産額が変動していくことです。
黒字になっている間は、よし資産が増えたと喜びが起きますが、赤字になっている時は、気持ちが沈んで、落ち込んでしまい、資産運用しなければ良かったと思ったりしてネガティブになってしまうことがあります。
資産運用は、コツコツの積み上げて、長期投資をしてゆっくりと資産を増やしていくことですが、必ず資産が増える訳ではありません。
長年の過去のデータでは、何度が大暴落が起きて今まで積み上げてきた資産が半分以下になることも出てきます。
長期的に考えると15年、20年以上投資を継続していくと黒字になる可能性が高いと結果が出ています。
それは、過去のデータの話なので未来は、15年、20年以上投資を継続していくと黒字になるかどうかは、その時になってみなければ分かりません。
リーマンショック、コロナショックがあって株価が一気に下がりましたが、過去に戻って、リーマンショック、コロナショックを予想できたかというと予想できなかった人が多かったのではないでしょうか。
未来は、その時の結果でしか分かりません。
資産運用は、銀行預金以外の余剰資金で行うものです。
生活費ぐらいしか貯金なくてお金を増やしたいから一気に資産運用に回すのはとても危険です。
気持ちの余裕がある場合に行う資産運用です。
株価に惑わされず、コツコツと投資をして最終的に黒字になればいいよねという気持ちで取り組むことができる人は、資産運用に向いているのではないかと思います。
情報に惑わされる
発信者がこの株がオススメですと言われたから自分も始めたという人多いかと思います。
発信者の言葉を信じ込みすぎてこの人がこの株が良いって言ったからこの株を買ったという考えは危険です。
参考にするのはとても良いことなのですが、自分はどういう方法でお金を増やしていくのかは、発信者と異なる可能性があります。
例えば、資産を増やしたいから、老後のため、セミリタイアしたいため、完全リタイアして資産だけで暮らしていきたいなのか個々のライフスタイルでも変わってきます。
投資手法も発信者によって異なります。
ブログ、YouTubeでもポジショントークしている部分があるので、自分がこの株を投資しているからオススメですという発信になると思います。
あくまで発信者の話なので自分は、この部分を発信者に取り入れて、この部分は独自でやっていこうかななど、全部発信者の通りになると、資産運用を失敗した場合、発信者のせいだと他責にしてしまう可能性があります。
他責にしても何も解決しません。
自分は、どの投資方法が合っているのか、資産運用の目的は何か、いくら資産運用に投資していくか自分軸で考えていくことが資産運用するに大切なことです。
自分軸をしっかりしている人は、資産運用に向いています。
まとめ
資産運用に向いていない人の特徴は、
- 早く結果を求めてしまう
- 株価の値動きに耐えられない
- 情報に惑わされる
です。
上記に当てはまっている場合は、資産運用に向いていない可能性があるので資産運用せずコツコツと収入を増やして、支出を減らして、貯金を増やしていき銀行に預ける方法で取り組んだ方が良いかもしれません。
資産運用するしないで人生大きく左右することはありません。
自分にとって資産運用が向いているかどうか確かめるために一度資産運用に取り組んで考えてみるのもいいですね。