就業手当いくら?もらえる条件について解説

就業手当 いくら
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就業手当とは基本手当の受給資格がある方で再就職手当の支給対象とならない
常用雇用等以外の形態で就業した場合に基本手当(失業保険)の
支給残日数が所定給付日数基準を超えると支給される手当と
なります。

就業手当の金額はいくらになるのか、もらえる条件について解説していきます。



就業手当もらえる条件は?

  • 週20時間未満の仕事や短期のアルバイトなどに就職

  • 7日間の待機期間満了後に就職、または事業を開始した場合

  • 就職日の前日までの失業認定を受けた上で、基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上あること

  • 以前勤めていた会社に再就職していないこと

  • ハローワークに求職の申込をする前から内定していた雇用でないこと

  • 雇用保険に加入していること

  • 受給資格に係る離職理由により給付制限(基本手当が支給されない期間)がある場合、求職申込みをしてから、待機期間満了後1ヵ月の期間内は、ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介によって就職したものであること。

就業手当と再就職手当

「就業手当」と「再就職手当」は、似てますが就職先によって異なります。

就業手当は、1年未満の契約の仕事に就職した時にもらえる手当です。

主に週20時間未満の仕事や短期のアルバイトなどに就職した場合です。

再就職手当は、正社員・長期派遣社員・長期アルバイトの仕事に就職した時に
もらえる手当です。

派遣・長期アルバイトはどうなるの?

就業手当もらえる条件に派遣・長期アルバイトは、
どうなるのかといいますと条件によっては
「再就職手当」になる可能性があります。

1年を超えて勤務することが確実であること、
アルバイトの場合は、1年超えて勤務すること
と合わせて週に多くの時間で働くことが
条件になります。

詳しくは、ハローワークに行ってお問い合わせください。



就業手当の金額はいくらか?

就業手当の金額計算は、所定給付日数の支給残日数×30%×基本手当日額になります。

基本手当日額の上限は、1,831円(60歳以上65歳未満は1,482円)となります。毎年8月1日以降に変更されることがありますのでご注意ください。

就業手当手続き

基本的には、4週間に1回ある認定日ごとに行います。

就業したことを証明する「就業手当支給申請書」、「雇用保険受給資格者証」
「給与明細」などの書類を、ハローワークに認定日ごとに提出しましょう。

就業手当の問題点

就業手当の申請は任意となりますので、申請すると、失業保険の受給日が減って
しまいますので、受け取ったほうがよいかは、自分自身の考えによります。

就業手当は、基本手当日額の上限は、1,831円(60歳以上65歳未満は1,482円)と
少ないです。

例えば、30歳以上45歳未満の人が短期のアルバイト等に就職、時給1,000円5時間勤務
した場合、アルバイト代金と就業手当(上限)合わせて1日6,831円となります。

30歳以上45歳未満の人が上限で失業保険受け取れた場合、1日7,495円となりますので
失業保険もらいながら納得行ける就職活動を行った方がよいと考えたりします。

一方、30歳以上45歳未満の人が短期のアルバイト等に就職、時給1,500円5時間勤務
した場合、アルバイト代と就業手当(上限)合わせて1日9,331円となり、就業手当を
受け取ったほうがよい場合があります。

期間の判断も重要で、失業保険は、失業して1年までしか受給できません。
就職した短期アルバイト等の期間が1年超えるのか、1年未満で判断するといいでしょう。

1年以上の雇用であれば失業保険を受け取れないので、就業手当を受け取ったほうが
よいです。1年未満の場合、失業保険を受け取ったほうがよい場合があります。

短期のアルバイト等の時給金額、期間によって就業手当を受け取ったほうがよいでしょう。

まとめ

就業手当いくらになるのか、もらえる条件について解説しました。

就業手当もらえる条件を確認し、かつ、受け取ったほうがよいのか
失業保険もらったほうがよいのか人それぞれの状況により異なります。

状況に応じて就業手当もらうかもらわないか選択し、
得をする方法で就業手当をもらう、失業保険をもらいましょう。

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