徹夜して勉強を行いずっと起きている。友達とカラオケ・飲み会などで
楽しく過ごしずっと起きている。ベッド・布団で横になったのだが、
なかなか寝れず、眠れないまま起き上がりずっと起きているケース
があるかと思います。今回、24時間以上起きていると支障が多い件に
ついて紹介します。
朝からの作業効率が大幅に低下
徹夜を明けて朝から会社・学校がある時に、頭がぼーっとして
働かない状態になってしまいます。
オーストラリアの研究では、24時間起きっぱなしでいると、ビール大瓶1本程度を飲んだとき(血中アルコール濃度0.1%に相当)と同じくらいパフォーマンスが低下するようです。
個人差がありますが、24時間以上起きても、1日に行える作業量は、通常の時と比べると少なくなる傾向にあります。
今日徹夜で頑張ったよと達成感があったとしても今日の朝からのパフォーマンスの低下が生活に支障がでる可能性がありますので注意です。
病気になりやすい
人は睡眠によって脳を回復し明日に備えて体の修復・回復していきます。
24時間以上起きていると脳が回復せず負担がかかって、疲れている状態になり、体の修復・回復ができません。
すると精神的不安定になり、イライラしやすくなり時にはうつ病などの精神疾患になる・高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病にかかりやすくなる
体の免疫力が低下し、がん・感染症・風邪になりやすくなる・内蔵の働きが悪くなる、肌が荒れる・老化が促進される・脳機能の低下に繋がってしまいます
時間が沢山使えるのは間違い
支障ではありませんが、24時間以上起きて時間が沢山使えるからといって
得することはありません。
24時間以上起きていると時間が沢山使えてお得だと錯覚が起きます。
実際は、パフォーマンスが低下し、作業量も通常より少なくなります。
徹夜を明けて朝から会社・学校に行って作業を行い、帰宅し、食事・お風呂など
を済ませ就寝します。
24時間以上起き続けてからの睡眠が10時間、半日、半日以上になることがあります。
24時間以上起き続けている睡眠時間0時間と24時間以上起き続けてからの睡眠を
合計し平均睡眠時間を計算すると、通常1日の睡眠時間とほぼ変わらないという結果になります。
よって、起きている時間はいつもの日常と変わらず、24時間以上起き続けたとしても時間を沢山使えるようにはならないということです。
24時間以上起き続けるのは辞めましょう
24時間以上起き続けるのは作業・体調のリスクが大きいので、
寝た方が良いです。
ベッド・布団で横になったのだが、なかなか寝れない場合は、
目をつぶって休むようにしましょう。
目を閉じると、脳に入ってくる情報は遮断され、脳が休息した
状態になります。また、全身の筋肉は弛緩(しかん)して
体はリラックスし、休息状態になります。
ベッド・布団に入ったら、何も考えず、アロマを炊く・睡眠用BGMを流して
リラックスした状態にすることが大切です。
注意点として、「寝ないといけない」と焦って考えてしまうと眠れなくなるので
焦らず気長にリラックスした状態にすることです。