よくある疑問で、仕事しながらうつ病治すことができるのということです。
今回は、仕事しながらうつ病治すことができるのということについてお伝えします。
仕事しながらうつ病治すことができるの?
結論から申し上げますと、仕事しながらうつ病治すことが難しいです。
うつ病を例に挙げましたが、うつ病以外にも適応障害、統合失調症、自律神経失調症、不安障害などのメンタル疾患も仕事しながら治していくことはとても難しいです。
普通の人と比べると、体力、記憶力、頭の回転、体の動き、仕事のパフォーマンスが低下しています。
陸上に例えると、走る競技として出るためには、足が正常でないといつも通りのパフォーマンスを出すことができません。
走る練習を行い、足が故障しましたとなった場合、走る競技に出て、正常と同じタイムで走れるかというと走ることは絶対にできません。
故障した場合は、正常になるまで休むことが大切になります。
精神疾患も同じことがいえます。
精神疾患の場合は、足の故障と異なり、外からは、故障していると見分けがつきません。
感覚としては、足の故障と同じように、心が乱れて支障が出てきているということです。
精神疾患になったら、まず休むことが必要になります。
お金の問題があって、仕事をしなければならないという気持ちがあって、精神疾患なったとしても働くという人多くいらっしゃいます。
確かに生活費は、お金が無ければ生活はできません。
しかし、精神疾患しながら仕事して、いつも通りに仕事をすることができるのでしょうか。
実際難しいのではないかと思います。
精神疾患は、何かしら体に異変が起きているはずです。
そういう時は、上司に相談をして休ませてもらう、休職制度があれば休職を取得する、休職できたら傷病手当金を申請することが良いです。
精神の病は、長期戦になることが多いです。
休職期間までに治らず、傷病手当金を貰うことが難しいことがあったりします。
その時は、障害年金、生活保護を検討すると良いです。
抵抗はあるかもしれませんが、精神の病は、すぐに治る病気ではありません。
長い人で、10年、20年、30年以上治らないことも少なくありません。
早い人でも半年、1年、3年かかることが多いです。
障害年金、生活保護の申請してもらえるかどうかは申請してみなければ分かりませんのでやむを得ない場合は、申請することを考えていきましょう。
ハードルを下げるという選択
どうしても働かないとやっていけない休むのがとてもいやと考えている場合、ハードルを下げるということが大切です。
週5日8時間労働ではなく、週2~3日6時間の仕事をする、週3~4日8時間の仕事をするに変更するです。
メンタル疾患になってしまうと体力、記憶力、頭の回転、体の動き、仕事のパフォーマンスが低下しています。
週5日8時間労働することが難しくなってしまいます。
そうなると、週2~3日6時間の仕事をする、週3~4日8時間の仕事をするに変更する必要が出てきます。
生活費などのお金問題が発生してくる場合がありますが、自分ができる範囲内で取り組むことから進めていきましょう。
最初は、週2~3日6時間の仕事をしていき、体調がよくなったら週5日8時間労働して体を慣らしていくようにステップアップして、自分に合ったペースで生活をしていきましょう。
そうすることで、無理して体を酷使して仕事する必要がなくなり、心の余裕が少し生まれてくるかもしれません。
まとめ
仕事しながらうつ病治すことができるのということについてお伝えしました。
結論から申し上げますと、仕事しながらうつ病治すことが難しいです。
うつ病以外にも適応障害、統合失調症、自律神経失調症、不安障害などのメンタル疾患も仕事しながら治していくことはとても難しいです。
メンタル疾患は、すぐに治る病気ではありません。
長い人で、10年、20年、30年以上治らないことも少なくありません。
早い人でも半年、1年、3年かかることが多いです。
病気と上手く付き合っていきながら、ゆっくり休む、ハードルを下げるなど工夫をして、自分に合った生活を送っていきましょう。
お金の問題がある場合は、休職できる環境であれば、休職をして傷病手当金をもらう。
休職期間までに治らず、傷病手当金を貰うことが難しいことがあったりします。
その時は、障害年金、生活保護を検討すると良いです。
必ず、障害年金、生活保護を受け取れるかどうかは分かりません。
申請してみなければ、何も起きません。
まず申請してみて考えてみてはいかがでしょうか。